懐石料理と会席料理の違いは?

結婚式の披露宴などで、古き良き日本料理でゲストをおもてなしするカップルも多いと思います。
“カイセキ料理”ということばを聞いたことがあるかと思いますが、”懐石料理”と”会席料理”の違いを知っていますか?

まず「懐石料理」ですが、これは茶会の席で、お茶を出す前に提供される食事のことです。
茶道といえば千利休が創始者ですが、茶道を確立していく中で、この懐石料理というのも千利休が創ったといわれています。一汁三菜を基本にした料理で、お茶をおいしく味わうことの出来る和食のコース料理です。
千利休の「侘び」の精神が反映され、「旬の食材を使う」「素材の持ち味を生かす」「親切心や心配りをもって調理する」という3つの大原則があります。

次に「会席料理」ですが、こちらは宴会の席で提供される料理のことを言います。
江戸時代の俳句や連歌の席で出された料理が会席料理の原点と言われています。お酒や食事を楽しもうという考えのもとに考案されたスタイルです。
懐石料理と同じく、一汁三菜が基本ですが、品数に決まりがなく、ご飯と吸い物は最後に出てくるのが特徴です。
結婚式の披露宴などでも、料理のお品書きがテーブルに置いてありますよね。

このように懐石料理と会席料理は、起源も目的も全く違うものなのです。結婚式において料理の準備は欠かせないことですが、知識をもって料理と接すると、準備も楽しくなるかもしれませんね。